JUNIOR PROGRAM

初期臨床研修センター長メッセージ

川崎市立多摩病院は、川崎市が設立し聖マリアンナ医科大学が指定管理者制度のもと運営する公設民営の病院であり公立病院と大学附属病院の2つの役割を担っている点が大きな特徴です。

研修医の教育においては、2007年以降、研修協力型病院として多数の研修医を受け入れし、その経験を活かして、2015年度より基幹型臨床研修病院に認定されました。当院での研修は、医科大学の教員としても活躍する経験豊富な指導医から、救急医療ならびに総合的な内科診療等を中心に、多岐にわたる疾患について十分な指導が受けられるプログラムとなっています。また、学術活動にも注力しており、アカデミアによる指導のもと学会発表や論文発表を盛んに行っています。

連携施設は、大学附属病院群や川崎市立病院群をはじめ、様々な地域や規模の魅力に溢れた研修施設となっています。

さらに初期臨床研修から後期臨床研修へ続く一貫した教育体制のもと、内科専門医、総合診療専門医ならびに新家庭医療専門医の取得に向けた豊富な研修プログラムを整備しました。
将来、各分野の専門医を目指す方にも、総合的な臨床医を目指す方にも最適な研修施設であり、自信を持って当院での研修をお勧めいたします。

初期臨床研修センター長

奥瀬 千晃

初期臨床研修プログラム責任者メッセージ

医師人生の宝物になる初期研修を

医師としてのキャリアをスタートさせる研修先選び、大切にしたいことはどんなことですか?

当院の研修で大切にする理念は「ジェネラルに診られる」です。
なんとなく使われる「診られる」、その裏には沢山の積み重ねが必要です。救急外来で呼吸苦を訴える高齢患者さんに対応するとします。バイタルサインを含めた救急性評価、適切な病歴聴取・身体診察、静脈路確保や採血などの手技、心不全の病態評価と初期治療、感染症の評価と初期治療などだけでも複雑です。それだけでなく、わからないことの調べ方・学び方・仲間との協働の仕方、自分や周囲のいたわり方、そうしたスキルが積み重なって「診られる」は成立します。

当院の研修では、将来の進路に関わらず、救急外来と一般病棟におけるコモンな病態の初期対応の初期対応が自立して行えることを共通目標に、個々の将来像に合わせたフレキシブルなデザインを心がけています。周りも個も大切にする。とにかく暖かい環境が当院の自慢です。

大切な医師人生のスタート、初期でしか経験できない環境を是非手に入れてください。
お待ちしています。

初期臨床研修プログラム責任者

家 研也

Hospital Visit病院見学について

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