CRINICAL TRAINING

臨床研修プログラム

募集人数

定員:10名

プログラムの内容

  • 必修内科、必修麻酔、必修小児科、必修産婦人科、必修外科、必修救急8週以上は基幹型臨床研修病院である川崎市立多摩病院にて行う。
  • 必修精神科は、協力型病院の長谷川病院または聖マリアンナ医科大学病院で行う。
  • 必修救急は1年次に川崎市立多摩病院にて8週以上、2年次に川崎市立多摩病院で4週以上もしくは、選択科にて救急科が選択できる協力病院にて8週以上を行う。
  • 必修地域4週以上、選択科は、2年次にて研修を行う。
  • 一般外来研修は必修内科、必修小児科、必修外科、必修地域の期間に並行研修として行う。1週を5日間(5コマ)と換算し、4週相当20日(20コマ)以上の研修を行い、内訳としては各科にて週0.5コマ以上の研修を行う。
  • 厚生労働省の定める「臨床研修の到達目標、方略及び評価」を確認し、バランスの良い研修となるようローテーション科を選択すること。
  • 診療科ローテーションの順番は、本人の希望および研修医同士の話し合いの結果を考慮し、最終的には臨床研修センターで調整の上決定する。
  • 受入れ診療科および病院によって研修期間や定員数が異なるため、選択するにあたって事前に臨床研修センターに確認すること。

研修スケジュールの一例

1年次
2年次

プログラムの特色

多摩病院では、研修医の皆さんが自ら学び向上することに最大限のサポートをするため、診療科や薬剤・栄養・患者相談・医事・医療情報など、多職種にわたる様々な知識を年間通じて提供しています。指導するのは臨床指導医をはじめ、病院内の「臨床研修に関わる評価指導担当者」等が行います。
また、近隣地域の施設と連携した、総合診療を学べる体制を整えています。

1.救急災害医療センターでのER診療をベースにした実践力強化

選択診療科にかかわらず切れ目なくER診療に参加することで、診療科目にかかわらず何があってもすぐに対応できる実践力を身に着けることができます。
また、1年目と2年目に2か月ずつの専属必修研修を行うため、臨床能力の段階に応じた研修および学習の発展性を持つことができます。2年目には後進の指導にあたることで、よりゆるぎない臨床能力を身に着けることができます。

2.幅広い内科疾患に対する基礎臨床能力

臓器別に区分され診断された症例に対する治療を行うだけでなく、診断と治療方針を自ら作り上げる必要に迫られる環境が、皆さんの臨床能力を強化します。
総合診療センター:呼吸器内科 、消化器内科、脳神経内科、腎臓・高血圧内科、総合診療内科、代謝・内分泌内科、循環器内科、血液内科、放射線科、救急災害医療センターで構成される多摩病院のチームです。専門診療科に特化しないcommondiseaseから未診断の疾患、それぞれの各専門疾患まで幅広い疾患の入院管理を行います。

3.各専門診療科院外研修施設での幅広い研修内容

手技も含め幅広い経験を積める当院各診療科(整形外科、放射線科、脳神経外科、耳鼻咽喉科、産婦人科など)の専門診療科の研修を1か月単位で複数選択することができます。有名研修病院を含む協力型病院での高度医療、また同じ診療圏内にある協力施設で地域医療の研修を行うことができます。それにより一人の患者さんを退院後も在宅や診療所の外来でフォローアップするようなシームレスな医療が経験できます。

4.充実した教育環境での実践的な教育と効率的な研修システム

BLSやICLS資格の取得、有名院外講師、全ての職種を含む院内講師による実践的なレクチャーや手技トレーニング、指導医やTutorによるきめ細かなフィードバックなど、緻密な研修システムが整っています。

  • 研修報告会・修了発表会(半年ごと)
  • 検査技能コース(超音波・心電図・画像診断)
  • モーニングレクチャー(毎週金曜日)

研修協力病院

  • 聖マリアンナ医科大学病院
  • 聖マリアンナ医科大学東横病院
  • 川崎市立井田病院
  • 大船中央病院
  • 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
  • 川崎市立川崎病院
  • 東京ベイ・浦安市川医療センター

研修協力施設

  • 長谷川病院
  • 多摩ファミリークリニック
  • 久地診療所
  • 公立相馬総合病院
  • 沖永良部徳洲会病院
  • 徳之島徳洲会病院
  • 聖母病院
  • 登戸内科・脳神経クリニック
  • かえでファミリークリニック
  • 珠洲市総合病院
  • 名瀬徳洲会病院
  • 喜界徳洲会病院
  • 与論徳洲会病院
  • 麻生リハビリ総合病院
Hospital Visit病院見学について

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