TEL:044-933-8111

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入院のご案内

入院について

出産で入院の方

次のような症状がある場合は、電話でご連絡ください。

  • 陣痛:10分間隔で規則的にお腹が張り痛みを伴う(1時間に6回以上)。
  • 破水:水が流れる感じがある。
  • その他:生理2~3日目より多い出血、さらさらした出血、血の塊が出る、お腹が硬く張ったまま、激痛、胃が差し込む、胎動が少ないなど。

上記に該当される方、またご自身で判断がつかない、違和感や心配の事がある場合はいつでもご連絡ください。

その他、ご自分で判断が付かなければ、いつでもご連絡ください。

TEL:044-933-8111

24時間365日受付

お電話する際には手元に診察券を用意し、お名前と診察券番号、週数をお伝えください。
また、必ずご自身で連絡するようご協力お願いします。

入院準備

出産が近づいてきたら、入院に必要なもの(※入院のご案内P4参照+産科から案内があった必要品)をボストンバック等の大きめのかばんにひとまとめにしておき、すぐ持ち出せる場所に置いておきましょう。ご家族にも伝えておくと安心です。
※ 妊娠30週くらいまでにそろえておきましょう。

入院手続きに必要なもの
※1階5番 入院・退院受付
  • 診察券
  • 健康保険証
  • 各種医療証/限度額適応認定証(お持ちの方のみ)
  • 入院履歴確認書/入院証書
    ※ 入院のご案内(冊子)に付随されてます。事前に記載(印)をしてください。
  • 出産育児一時金の医療機関直接支払制度合意文書(2枚)
    ※ 事前に記載(印)してください。
  • 特別療養環境室(差額ベッド)同意書(2枚複写のもの)
    ※立ち合い出産(LDR)/個室をご希望の方のみ
  • 預り金¥50,000(現金のみ)
  • 印鑑(可能であれば2種類以上)
  • 母子手帳
病棟へご提出いただくもの
  • 診察券
  • 検査・手術等の同意書(お受け取りになられている方のみ)
  • 常備薬、お薬手帳(いつも飲んでいるお薬があれば忘れずに持ってきてください)
  • オプショナルスクリーニング検査申込書(新生児用)
    ※ご希望の方のみ
衣類・日用品
  • 当院には入院セット(有料)の準備があります。以下のもの(青字)は全て含まれます。
    フェイスタオル数枚、バスタオル2~3枚、寝間着2~3着(授乳や診察がしやすい前開きのワンピースをおすすめしています)、入浴セット(シャンプー・石鹸など)、テッシュペーパー、コップ、歯ブラシセット、保湿剤
  • 洗面用具(洗顔・化粧水・乳液など)、時計、ボールペン、ベビーおしりふき1袋、授乳時に使用するガーゼ又はタオル、おっぱいパット、産婦用ナプキン(M
その他
  • 退院時用のお母さん・赤ちゃんの洋服
  • イヤホン(大部屋利用でテレビを視聴する方用です)
  • 飲み物(お茶・水・糖分の入ったものを含めて45本程度)
    ※院内のローソンで購入できます
  • ストロー付きキャップ
    ※ペットボトルと接続が合わないことがあるので確認をお願いします
  • 踵のある靴(クロックス・スリッパはご遠慮ください)

※3階フロアにはコインランドリーもありますのでご活用ください。
※赤ちゃんの入院中の洋服やオムツは病院のものを使用します。

費用について

入院から退院までのスケジュール

経腟分娩

陣痛入院
  • 待機室で赤ちゃんが産まれるまで分娩監視装置(NST)を付けます。
出産当日
  • 出産30分後~カンガルーケア
  • 2時間までベッド上安静です。
  • 6時間後からシャワー浴ができます。
  • 食事(産科食)
  • 3時間おきに授乳をします。
2日目
  • 母児同室を始めます。
    ※入浴や食事・休息をとりたい時は、赤ちゃんを預かります。
  • 安静制限はありません。
3日目
  • 9:15~退院の生活について指導があります。
  • 沐浴指導をします。
  • 夕食はお祝い膳が出ます。
4日目
  • 6時に採血と尿検査をします。
  • 体重測定をします。
5日目
  • 退院前診察があります。
6日目
    • 助産師から退院指導をします。
    • 薬剤師から内服薬指導をします。
    • 退院

帝王切開

入院当日
  • 採血と尿検査があります。
  • 分娩監視装置を付け、おなかの張りと赤ちゃんの状態を確認します。
  • 夕食後、下剤の内服をします。
    ※飲食を禁止する時間を説明します。
  • 術前の準備とオリエンテーションを行います。
  • シャワー浴をします。
手術当日

<手術前>

  • 点滴をします。
  • 手術着に着替え、弾性ストッキング(術後5日間まで)をはきます。
  • 飲食はできません。

<手術後>

  • 止血剤と子宮収縮剤入りの点滴をします。
    ※手術中に抗生物質の点滴をします。
  • 背中から痛み止めの注射とお小水の管が入っています。
  • 深部静脈血栓症の予防のため、間欠的空気圧迫をする機器を着けます。
  • 翌日までベッド上安静です。
  • 手術後8時間から飲水ができるようになります。
手術1日目
  • 朝に採血があります。
  • 午前中に体拭きと点滴やお小水の管を抜きます。
  • 9時と21時に抗血栓薬の注射を皮下に打ちます。
  • 傷の消毒と診察をします。
  • 食事は昼から再開します。
手術2日目
  • 背中の痛み止めの注射を抜きます。
  • 母児同室を始めます。
    ※シャワー浴や食事・休息をとりたい時は、赤ちゃんを預かります。
  • 21時に抗血栓薬の注射を皮下に打ちます。
  • シャワー浴ができます。
  • 傷の消毒と診察をします。
手術3日目
  • 9時と21時に抗血栓薬の注射を皮下に打ちます。
  • 傷の消毒と診察をします。
手術4日目
  • 9時と21時に抗血栓薬の注射を皮下に打ちます。
  • 傷の消毒と診察をします。
  • 9:15~退院の生活について指導があります。
  • 沐浴指導をします。
  • 夕食はお祝い膳が出ます。
手術5日目
  • 9時と21時に抗血栓薬の注射を皮下に打ちます。
  • 傷の消毒と診察をします。
手術6日目
  • 6時に採血と尿検査があります。
  • 体重測定があります。
  • 退院前診察があります。
手術7日目
    • 助産師から退院指導があります。
    • 薬剤師から内服薬指導があります。
    • 退院

赤ちゃん退院までのスケジュール

生後0日
  • 生後1日までワークステーションで預かります。
  • お母さんがワークステーションに通いで授乳(母乳)をします。
  • 生後8時間以降にK2シロップの内服をします。
生後1日
  • 10時から小児科の先生が診察をします。
  • バイタルサイン測定と黄疸測定
  • 整形外科の先生の診察があります(月または木)。
  • ガスリー検査(必須)があります。
  • オプショナルスクリーニング(生後4日目まで)があります。(希望者)
  • 聴覚検査(生後3日目まで)があります。(希望者)
  • 沐浴(生後4日目)をします。
  • 生後5日目にK2シロップの内服をします。
退院

赤ちゃんに行われる処置・検査について

K2シロップとは
赤ちゃんの健康を守るために、適切な回数K2シロップを飲ませる必要があります。
ビタミンKが不足すると体内で出血が起こりやすくなってしまい、重篤な場合は頭蓋内出血(頭蓋骨の中で起こる出血)の恐れがあります。ビタミンKを補充することで、重篤な症状を予防することができます。

ガスリー検査(新生児マス・スクリーニング検査)とは
赤ちゃんの先天性代謝異常の病気を見つけるための検査です。赤ちゃんのかかとから採血を行い、検査用のろ紙にしみこませて検査センターに提出しています。

オプショナルスクリーニング検査(自費:10000円)とは

新生児マス・スクリーニング対象疾患に含まれていない病気について、赤ちゃんにその病気の可能性があるかどうかを調べる検査です。日本で生まれてくる全ての赤ちゃんは、治療しないと命に係わる重い障がいが出る可能性のある先天性の病気について検査をします。これを新生児マス・スクリーニングといいますが、この検査は、厚生労働省などの指導の下で、各自治体が主体となり実施されている公的事業であり、対象疾患は先天代謝異常症を多く含む20疾患です。オプショナルスクリーニングは、新生児マス・スクリーニングの対象になっておらず、ご両親がオプションで選択できる有料の検査です。

新生児聴覚検査(自動聴性脳幹反応<自動AABR>)とは
AABRは、左右の耳から音を聞かせ、脳における電気的な反応の有無をみる方法です。ささやき声ぐらいの大きさの音を赤ちゃんに聞かせ、左右の耳の反応を見て聴力が正常かを診断し、先天性難聴を早期発見するために行なわれる検査です。先天性難聴の頻度は1,000人に1~2人といわれており、現在マス・スクリーニングが行われている他の先天性疾患より頻度が高いことがわかっています。聴覚障害は早期に適切な援助を開始することによって、コミュニケーションの形成や言語発達の面で大きな効果が得られるので、早期発見が重要です。
新生児聴覚検査は全新生児を対象に検査を行う意味があると考えられており、多くの医療機関でスクリーニング用の聴覚検査機器の導入が進んでおります。現在、日本で出生された児の約60~70%が聴覚スクリーニングを受けているとされています。
川崎市では、すべての新生児の検査受診を実現するため、令和3年10月1日以降に、川崎市に住民票がある方から生まれたお子さんを対象に、新生児聴覚検査費用の一部を助成しています。