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更年期は誰にでも訪れるものです。更年期には、軽いものも含めると約8割の女性が何かしらの症状を自覚していると言われています。症状としては、ホットフラッシュと呼ばれるほてりやのぼせなどが代表的ですが、これ以外にも頭痛、肩こり、めまい、関節痛、冷え、不眠、腰痛、イライラ、憂うつ感、集中力の低下などがあります。
そのうち日常生活に支障をきたしている場合を「更年期障害」と言います。年齢とともに卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌が急激に減少することにより症状が現れますが、症状の現れ方や症状の程度には個人差があります。
治療としては漢方薬やホルモン剤を使用する方法があります。中でもホットフラッシュは漢方薬が効きにくく、ホルモン剤を使用することが多いです。
当院でも漢方薬とホルモン剤を中心に治療にあたっています。
貼付剤 2日に1回貼りかえるタイプ 経皮吸収型エストラジオール製剤
貼付剤 週に2回貼りかえるタイプ 経皮吸収型エストラジオール+プロゲステロン製剤
経口剤で毎日内服するエストラジオール製剤 閉経後骨粗鬆症にも適応あります。
ホットフラッシュ以外のイライラや不眠など、症状に応じて処方します。