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開腹術などの術後管理

術後管理

硬膜外麻酔併用でPCAによる術後疼痛コントロールをしています。
創部は皮膚用接着剤で覆うことできれいに治癒する効果が得られます。
翌日からシャワーも可能で抜糸の必要もありません。腹腔鏡下手術は2日目に、帝王切開術と開腹手術の場合は7日目に退院予定です。
当科では徐々にではありますがERAS(Enhanced Recovery After Surgery)を進めています。
ERAS(イーラス)とは「術後の回復を高める・強化する」という意味があります。患者さんの術後回復力を強化し、
術後の早期回復に役立つことが証明されている方法です。
術前・術中・術後を通し計画的に実践することで、術後の合併症を抑え早期の退院や社会復帰を実現しようというものです。

  • 術後疼痛のコントロール
    PCAを併用して患者さんの術後の痛みを緩和します。
    ※ PCA:patient controlled analgesia
  • 術後疼痛のコントロール
    術後の安静期間が長くなると、筋力や呼吸機能が低下し合併症の発生リスクも高くなります。
    一方、術後になるべく早く歩行することで、腸管の癒着を抑えたり血栓症を防ぐほか、血流も良くなり傷の治りも早くなります。

当院では携帯型ディスポーザブル注入ポンプを用いて自己調節鎮痛法を実施しています。
術後の創部痛や後陣痛に対して、患者さん自身でボタンを押すことにより麻酔薬が注入され、痛みをとります。術後2日目に抜去します。

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