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総合診療内科 部長家 研也

急性期医療

「急性期病院」や「急性期医療」という言葉、医療従事者は当たり前のことのように使います。
皆さんも患者さんとして、または患者さんのご家族として医師や看護師と話をした時に、「当院は急性期病院なので・・・」などと言われたことはないでしょうか。皆さんは「急性期病院」や「急性期医療」という言葉からどのようなイメージをお持ちになられるでしょうか。具体的なイメージがわかない方もおられると思いますので、少し説明をさせて頂きます。医療機関(一般的に病院と呼ばれる規模の医療機関です)の機能やそこで行われる医療は、病気になってからの期間に応じて区分され、急性期、回復期または慢性期に大別されます。急性期とは病気になって間もない時期、けがをして間もない時期のことです。いわゆる急病の患者さんへの対応です。この時期は患者さんの状態が刻々と変化しますので、的確な状況判断や迅速な対応が必要になります。救命救急センターを有する病院や地域の救急指定病院などが担っている機能・医療です。多くの急病の患者さんに対応する必要がありますので、急性期を過ぎて状態が安定してきた患者さんは、次にお話しする回復期または慢性期の機能を担う医療機関での医療へ引き継いでいきます。回復期とは急性期を乗り越えてからだの回復を図り、病気になる前、けがをする前の生活に戻ることを目指す医療を行う時期です。リハビリテーションに力を入れ社会復帰を目指す医療機関が担う機能・医療です。急性期や回復期が過ぎて、病状が長期にわたり安定した時期を慢性期と言います。この時期では病状の悪化と軽快を繰り返すことも多く、自宅での療養が困難になり長期の入院生活が必要になることがあります。この時期の医療を担うのが慢性期の機能・医療です。このように各医療機関はぞれぞれの担う役割を持って医療を行っています。

専門医療

皆さんが病気やけがで医療機関を受診する場合は、お持ちの症状にあった診療科を標榜している医療機関、例えば発熱やのどの痛みなら内科を、膝や腰の痛みなら整形外科を受診されると思います。逆の発想をすれば、腹痛で整形外科や皮膚科を受診することはないと思います。
医療施設では多くの場合がこのように症状または症状が出現している場所(臓器)により、担当する診療科が分かれています。心臓、肝臓、腎臓など、それぞれの臓器により分かれている診療科において、各臓器に特化した専門家(専門医)により行われる医療を専門医療と称します。具体的な専門医療としては、循環器内科での心臓や血管に対するカテーテル治療や消化器内科での胃癌や大腸癌に対する内視鏡的治療などが挙げられます。
一方では、超高齢化社会を反映して臓器により細分化されている診療科では対応に苦慮することが多い、日常的にみられる病気やいくつかの臓器にまたがる病気へも広く対応することができる医療体制への需要が増加しています。この要求にお応えすることができる総合診療内科への需要も高まっています。

急性期から慢性期まで、高い専門性から総合診療まで、あらゆる機能や医療があってこそ、皆さんが安心して生活頂くことができる医療体制が構築されるのです。

当院の急性期医療・専門医療の特長

当院は臓器別診療科による急性期の専門医療を中心としつつ、救急災害医療センターおよび総合診療内科による臓器を跨いだ医療をも担う病院です。当院の大きな特徴として、

  1. 指定管理者制度により学校法人聖マリアンナ医科大学が運営する市立病院であること
  2. 地域医療支援病院であること
  3. 救急災害医療センターを有すること

が挙げられます。

医科大学が運営する市立病院であることから、各臓器における高度の専門医療に携わってきたスタッフが集結しており、特定機能病院である大学病院と遜色のない高度な専門医療を行うことができます。そのため、循環器内科での不整脈に対するカテーテルアブレーションや消化器内科での肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法/肝動脈化学塞栓術、泌尿器科での尿路結石に対する体外衝撃波結石破砕術をはじめとして、手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」による外科手術に至るまで、全ての診療科において高度な専門医療を皆さんに提供することができます。

また、血液内科や腫瘍内科など地域の医療機関では探すことが難しい診療科も開設しています。さらに、緩和ケア内科による緩和ケア病棟を有し、がんに伴う痛みや息苦しさ、不安など様々なつらさを和らげる全身的ケアを多職種で提供しています。

このように特定機能病院に勝るとも劣らない臓器別診療科による専門医療を提供する一方で、総合診療内科のように臓器にこだわることなく横断的に多岐にわたる病気に対応する診療科を併せ持つことで、「困ったときには多摩病院にかかれば大丈夫」と言って頂けるような診療体制を築いています。

そして、当院は地域医療支援病院に承認されています。地域医療支援病院としての責務には、

  1. 近隣の先生方との紹介・逆紹介に力を入れていること
  2. 当院のCTやMRIなどの医療機器を近隣の先生方にもご利用頂くこと
  3. 地域の医療従事者へ研修会を開催すること
  4. 救急医療に尽力すること

が挙げられています。

全職員に対して地域医療支援病院としての当院の役割を日々啓発し、医療相談センターを中心に近隣の先生方や医療施設と密接な連携をとり、いわゆる「かかりつけ医」と「地域の大きな総合病院」として地域の皆さんに安心して頂けるような医療体制を築いています。

当院で診療に関わった患者さんのうち、急性期病院の機能を活かした医療的処置が継続的に必要な方などを対象として訪問診療も実施しており、入院から在宅療養まで切れ目のない医療提供を目指しています。

患者さんおよび医療従事者へのメッセージ

当院は「急性期の専門医療」を担う地域基幹病院として、24時間365日体制で通常診療から救急診療まで対応し、当院の理念である「安心し満足できる、愛ある医療」を実践すべく日々取り組んでいます。

急性期医療を円滑に提供するためには、回復期・慢性期を担う医療機関との連携が不可欠です。そのため、急性期を経過して病状が安定した患者さんには、適切な医療機関へ移って頂くことで、次の急性期の患者さんを受け入れていく必要があります。

当院の役割をご理解頂き、地域全体で患者さんを支えていく医療体制にご協力頂けますと幸いです。

今後も地域の先生方や医療機関と連携しながら、皆さんが安心して受診できる医療を提供できるよう、全力で取り組んでまいります。宜しくお願い申し上げます。

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