診療内容
血球数異常、リンパ節腫脹、肝脾腫、不明熱、出血傾向などの鑑別を行い、適切な治療、あるいは適切な診療科への紹介を行います。入院もしくは外来で急性白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫・骨髄異形成症候群などの血液腫瘍、特発性血小板減少性紫斑病や再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血などの免疫異常による造血障害を主に治療しております。
当科は軽症から重症まであらゆる血液疾患の治療が可能です。
急性白血病に関しては遺伝子や染色体による予後リスクを詳細に把握した上で、化学療法単独あるいは同種造血幹細胞移植施行の方向性を患者さんやご家族と十分ご相談のうえで決定し治療を行っております。
また悪性リンパ腫再発例や多発性骨髄腫の寛解例には年齢と体力に応じて自家末梢血幹細胞移植の施行を患者さんやご家族とご相談の上行っております。
外来担当医表
午前 | 午後 | |
---|---|---|
月 | ◎玉井 勇人(部長/准教授) | |
火 | ||
水 | ◎玉井 勇人(部長/准教授)(予約のみ) | |
木 | ◎玉井 勇人(部長/准教授) | |
金 | ◎玉井 勇人(部長/准教授)(予約のみ) | |
土 |
◎=部長、〇=副部長
休診・代診情報
休診・代診情報はありません。
外来患者延べ数 | 入院患者数 | |
2021年度 | 1,608名 | 105名 |
2022年度 | 2,109名 | 152名 |
2022年度造血幹細胞移植:自家末梢血幹細胞移植4例 同種末梢血幹細胞移植1例
連携医へのご紹介
2020年6月から血液内科常勤1名を置き、毎週 月PM 水AM 木PM 金AM 外来に加えて、血液内科入院病床10床を設置致しました。これにより軽症から入院が必要な重症の方まですべての血液疾患患者の受け入れが可能になっております。2022年から無菌治療室、末梢血幹細胞採取機器を導入し、造血細胞移植専門医の下で自家末梢血幹細胞移植・血縁者同種造血細胞移植(同胞・ハプロ移植含む)を開始し、県内有数の最先端の治療を行っております。
問合せは地域連携窓口へ
血液内科病棟スタッフ
当科は日本血液学会認定専門研修教育施設・日本専門医機構認定のサブスペシャルティ領域施設です。2020年開設の若い血液内科ですが、造血幹細胞移植を含むほぼすべての血液疾患治療が可能な施設であり、内科専門医・血液専門医に向けて十分な症例の経験が可能です。また当科は聖マリアンナ医科大学血液・腫瘍内科に属し、聖マリアンナ医科大学血液・腫瘍内科と連携して基礎医学研究・臨床研究が可能です。
問い合わせは臨床研修センター窓口へ