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  • MORIYAMA KUMI

    森山 久美

    部長/准教授

    緩和医療学全般

  • AIHARA MARI

    相原 茉里

    医員

ご挨拶

20225月、当院に川崎市北部地域に2番目としての緩和ケア病棟が設置され、202311月に緩和ケア内科医 1名が着任いたしました。各診療科の医師、看護師、薬剤師、臨床心理士、栄養士、理学療法士らと共に、がん患者さんとご家族のつらさをやわらげて、その方らしく過ごすことができる日々を積み重ねていけるよう、お手伝いできればと思います。地域の診療施設とも連携し、地域全体でより良い緩和ケアを提供できるよう努めてまいります。

 

診療科の紹介

緩和ケア内科では、がんに伴う痛みなどのつらさをやわらげて、つらくない日々を過ごせるようその方らしく日々を過ごせるよう、患者さん、ご家族に向き合い、寄り添っていきます。抗がん剤などのがんそのものに対する治療は行いませんが、つらさをやわらげる治療は積極的に行います。がんを患った患者さんには、さまざまなつらさが生じます。痛みや吐き気、息苦しさなどのからだのつらさだけではなく、家族や仕事への不安、この先どうなるのかという不安など心のつらさや経済的な心配など、目に見えないつらさもあります。緩和医療では「全人的苦痛」といいます。さまざまなつらさに対して、医師、看護師、薬剤師、臨床心理士、栄養士、理学療法士、など、さまざまな職種がチーム一丸となって、つらさをやわらげるよう、アプローチしていきます。

 

診療内容

外来:緩和ケア病棟登録外来を行っています。緩和ケア病棟に入棟を希望されるご本人、またはご家族の方に、外来で説明を行います。医師が緩和ケアについて説明、緩和ケア病棟看護師が入院の流れや病棟内の紹介を行います。説明内容にご納得いただけましたら、登録していただき、入院まで待機していただきます。登録外来に受診を希望される方は、こちら(緩和ケア病棟HP)をご覧ください。

 

入院:緩和ケア病棟に入院する目安としては、

  • ご自宅で痛み、吐き気などの症状緩和が難しい場合
  • トイレに行けなくなったなど、身の回りのことが難しくなってきた頃
  • ご家族の介護疲れ(レスパイト入院と言います。2週間程度、ご家族の休息のための入院です)

の場合です。1.2の場合は、入院して治療を行い、つらさが和らいでご自宅で生活する手段が取れれば、ご自宅に戻ることができます。3.の場合は、がん患者さんを支えるご家族のために、定期的に休息をとっていただくための入院です。もちろん患者さんのつらさもやわらげます。

緩和ケア病棟は、「終の棲家」ではなく、「つらさをやわらげ、その方らしい一日を過ごせるようにする場所」です。

 

主な対象疾患:がん全般(当面は、当院に診療科があるがんに限りお受けいたします

外来担当医表

午前 午後

森山 久美(部長/准教授)

相原 茉里

石井 将光

担当医

担当医

森山 久美(部長/准教授)

相原 茉里

担当医
担当医

森山 久美(部長/准教授)

相原 茉里

森山 久美(部長/准教授)

◎=部長、〇=副部長

休診・代診情報

休診・代診情報はありません。

地域の先生方と連携して緩和ケア病棟へのスムーズな入退院ができるよう努めてまいります。ご自宅や通院で症状緩和が難しい場合、緩和ケア病棟に入院して症状緩和を行います。症状緩和後、ご自宅での生活に戻れるよう支援しています。
2024年4月より、緩和ケア病棟医2名体制となりました。今までお受けできる癌種が限られていましたが、今後は癌種を問わずお受けいたします。多摩病院かかりつけでない患者さんもお受けいたします。ご不明な点や症状緩和等についてお困りのことがあれば、いつでもご連絡いただければと思います。よろしくお願いいたします。

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