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部門紹介

当院の画像診断部は開院時よりフィルムレスで運用されています。フィルムレスとは検査の結果をフィルムに出力するのではなく、デジタル化された画像データをサーバーに保管し、画像を見るときはモニターで参照する方法を指します。フィルムレスのメリットは毎日発生するフィルムの保管業務・保管場所・搬送の改善となり、見たい画像が共有できることが挙げられます。

次に地域医療にも力を入れており、近隣の医療機関からの検査依頼はCT検査、MR検査、消化器検査、超音波検査などがあり、これらの検査結果は速やかに依頼医療機関へ送り届けられています。

(1)単純撮影検査

人体にX線を照射して写真を撮る検査です。代表的な検査としては胸部のレントゲン写真と言った方が分かりやすいと思いますが、撮影箇所は必要に応じて全身が対象となります。撮影方法は全てデジタル処理で行われているため、撮影後の確認が早く済みます。また、骨密度測定も行っております。

(2)乳房X線撮影

従来のマンモグラフィ撮影に加え、角度を変えて複数の方向から撮影し、収集したデータを3次元的に再構成して断層像を作成するトモシンセシス(3D)を搭載している最先端の機能を備えているデジタル式乳房X線診断装置を使用しています。これにより乳腺組織の重なりが少なくなった画像が得られるため、乳がん発見率の向上や病変の位置を正確に把握することが可能です。
当院は日本乳がん検診精度管理中央機構の認定施設として、川崎市乳がん検診の他に精密検査や3D乳がん検診(自費)も行っています。

(3)X線TV撮影

2台の装置はFPD(Flat Panel Detector)を使用したフルデジタル装置で消化管検査及び特殊検査を行っています。特殊検査とは非脈管系(血管以外)のIVR(Interventional Radiology)検査を初め、透視画像が必要な内視鏡検査、婦人科・泌尿器検査など幅広く行っています。

(4)CT検査

CTとは(Computed Tomography:コンピューター断層撮影)の略で、X線を利用して人体の任意の断面を再構築出来る検査です。使用装置は320列、80列マルチスライスCTで、撮影時間が非常に短く高精細な画像を得られるため、呼吸停止等の負担が軽微で心臓を栄養する冠動脈等の細かい血管を描出する事も可能です。
また、デ-タ量も多いことから3D構築された画像の提供も行っています。

(5)MRI検査

検査について

MRIとは、磁気共鳴画像法(Magnetic Resonance Imaging)を略して呼ばれています。 MRI検査は、他の放射線検査とは異なり放射線を使用しませんので、被ばくの心配はありません。
大きな磁石と電波を使って体の内部情報を画像化して表示します。

MRI検査の原理

私たちの体(組織と臓器)には多くの水分(H2O)が含まれています。MRI装置は、水を構成する 水素原子に磁石と電波を使って水素原子の位置を解析し、撮像した体の部分の画像を作ります。MRIの特徴として、撮影中は大きな音を伴います。これは、装置内部の磁石のスイッチが高速に切り替わるために装置が振動しビービー,ブーブーといった音が出ます。

当院のMRI装置

当院MRI検査室にはPhilips社製のMRI装置が2台(Achieva1.5T ・Ingenia 1.5T)導入されています。

当院で行われる検査

主に頭部(脳・脳血管)、脊椎(頸椎・胸椎・腰椎)、腹部(肝臓・MRCP<MR胆管膵管撮影>・女性骨盤など)、四肢(手関節・肩関節・膝関節・下肢血管など)等の撮影を行っています。検査時間は入室から20分程度のものから、40分程度かかる検査もあります。

注意事項

MRI検査は、とても強い磁場が発生している特殊な環境で検査を行います。
以下の方はMRI検査を受けることができない場合がありますので、事前に主治医等にご相談ください。

  • 心臓ペースメーカーを使用している方
  • 人工内耳を埋め込まれている方
  • 脳動脈瘤クリップ、血管ステント、人工関節やプレートなどが体内にある方
  • その他、過去に手術等で金属を体内に入れている方
  • 妊婦または妊娠している可能性のある方
  • 閉所恐怖症の方(希望されれば検査時に付添いの方、入室可)

☆以下の物は、MRI検査室への持ち込みはできません。必ず、検査前に外して頂いています。

  • 貴金属(アクセサリー、メガネ、ヘアピン、時計、鍵、小銭など)
  • 磁気記録媒体(クレジットカード、キャッシュカード、診察券など)
  • 携帯電話・入れ歯・補聴器・カイロ
  • 貼り薬(湿布、ピップエレキバンなど)
  • その他発熱等の可能性があるもの

※当院では、検査による安全を担保するために、検査を受ける方には検査着への更衣をお願いしています。また、サンダルの貸し出しは転倒防止のため行っていませんので、脱ぎ履きの楽なシューズで来院下さい。

よくあるQ&A

Q・MRI検査のとき、金属類を外すのはなぜですか?

A・MRI検査は、とても大きな磁石の力によって発生した非常に強い「磁場」があり、また撮影時には電波を発生させて画像を撮像しています。一般的に金属は、その特殊な環境下で、とても強い力で引き寄せられたり、非常に高温な熱を持ったりすることがあります。そのため、患者さんに害が及ばないように細心の注意を払い、危険性のある金属類等は外していただきます。
万が一、取り外しのできない金属や、ご不明な点がございましたら、検査当日の問診時にお気軽にMRI検査スタッフまでお尋ねください。

Q.・MRIの検査は、食事をしてきても良いのでしょうか?

A.・MRIの検査では、検査をする目的・部位ごとに食事の制限が異なります。 以下の方は、MRI検査による食事の制限をしていただきます。予約時間の6時間前以降には食事を取らないようにしてください。

(6)血管撮影(2室)

  1. IVR(Interventional Radiology)が治療法の一つとして認知され、多くの疾患の治療を血管撮影室で行っています。例えば細くなった血管を拡張する血管拡張術、肝臓の腫瘍血管を選択的に詰めて行う塞栓術、脳動脈瘤を外科的な手術ではなくコイルで詰める血管形成術等があげられます。また、検査室内にCT装置が併設されているので詳細な診断や治療効果の評価を移動することなく安全に行うことが出来ます。
  2. 循環器疾患(虚血性心疾患、心筋梗塞、不整脈など)に対しては心臓カテーテル検査およびカテーテル治療(PCI)、不整脈治療(アブレーション・ペースメーカー移殖術)が行われています。同時2方向撮影を行う装置と最先端の心臓解析装置、血管内超音波装置を完備し最先端の治療を行っています。

診療放射線技師の資格認定取得者数

認定資格 認定団体 人数
検診マンモグラフィ撮影診療放射線技師 日本乳がん検診精度管理中央機構 9
乳がん検診超音波検査実施技師 日本乳がん検診精度管理中央機構 1
超音波検査士 日本超音波医学会 2
X線CT認定技師 日本X線CT専門技師認定機構 2
血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師 日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構 1
血管診療技師 血管診療技師認定機構 1
医療情報技師 日本医療情報学会 2
医療安全管理者 日本病院協会 1
Ai認定診療放射線技師 日本診療放射線技師会 1
放射線管理士 日本診療放射線技師会 4
放射線機器管理士 日本診療放射線技師会 3
磁気共鳴(MR)専門技術者 日本磁気共鳴専門技術者認定機構 1

診療スタッフ

聖マリアンナ医科大学スタッフ紹介ページ

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