診療科のご紹介
呼吸器内科は肺癌や悪性胸膜中皮腫などの悪性疾患や、気管支喘息、COPD(肺気腫)、間質性肺炎(肺線維症)などの慢性呼吸不全、肺炎や胸膜炎など肺の幅広い病気の診断・治療を行っています。肺癌等の手術可能症例は聖マリアンナ医科大学病院呼吸器外科とも連携し治療を行い、患者さんにとって最善の治療が選択できる体制を整えています。
主な対象疾患・診療内容
対象疾患
肺癌や悪性胸膜中皮腫などの悪性疾患や、気管支喘息、肺気腫、間質性肺炎、非結核性抗酸菌症、肺炎など。
疾患・症状紹介
診療内容
肺癌に対する化学療法(抗癌剤治療)は原則初回のみ入院で行いますが、外来化学療法室を整えていますので、治療薬によっては入院せずに治療を継続できます。重症気管支喘息に関しては各種抗体製剤の投与を行っており、コントロールが難しい患者さんへの最善の治療が可能です。気管支喘息やCOPDは、適切な治療が将来の生活の質を大きく左右します。呼吸機能検査や画像による評価を行い、日常生活を含めた治療を行っています。
診療実績
外来診療
2023年度診療実績 | |
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外来延患者数 | 6,065 |
入院延患者数 | 5,010 |
更新日:2024/08/31
当科では、内科全般にわたる診療を行っております。診断に難渋している、どの診療科に紹介したら良い判断しかねているなど、お困りの場合はまずは当科にご相談下さい。当科で初期診療を行い、必要に応じて臓器別診療科へ紹介し専門医による診療へ繋げていきます。また、救急医療にも積極的に携わっており、呼吸器感染症や尿路感染症などの入院診療が必要な患者さんへの診療にも対応しています。
地域の先生方とは地域医療支援病院としての責務を常に意識し、円滑な紹介ならびに逆紹介を行うように心がけています。ご紹介頂いた患者さんの病状が安定した段階で積極的に紹介元の医療機関に逆紹介をさせて頂きます。
地域の先生方との密接な連携のもと、「断らない総合診療内科」、「頼りになる総合診療内科」を理念に掲げ、地域基幹病院の総合診療内科として地域医療に貢献すべく日々尽力して参ります。
地域の先生方に於かれましては、多くの患者さんをご紹介頂けますようお願い申し上げます。