診療内容
災害救急医療センターは、地域の救急患者さんの窓口として24時間365日の対応を行っています。いわゆる二次救急医療機関として、救急医、内科医が中心となり、循環器内科、脳神経外科、小児科の専門科救急対応、各診療科のもと診療に当たります。
急な体調不良で以下のような症状がある方は救急車を呼んで頂き、病院受診をしてください。
・突然のこれまで感じたことのないような頭痛
・左右どちらか半身の動かしづらさ
・顔の半分が動きにくい
・呂律が回らない
・急な意識障害(話している内容がおかしくなった)
・冷や汗や吐き気・嘔吐を伴う胸痛
・胸の中央が締め付けられる、または圧迫されるような胸痛
・突然の激しい腹痛
救急車の搬送件数は年々増加しており、またコロナ禍において迅速な受け入れが困難となる事態が発生しています。
救急外来では患者さんの緊急度、重症度に応じて診療を行います。このため、診療をお待たせすることがありますことをご了承ください。
診療実績
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
---|---|---|---|
救急患者取扱数 | 8,507 | 8,557 | 8,440 |
救急からの入院患者数 | 2,755 | 2,652 | 2,886 |
救急搬送台数 | 4,147 | 4,296 | 4,580 |
紹介患者数 | 1,648 | 1,643 | 1,865 |
更新日:2024/8/31
最近の話題
コロナ感染症は5類に移行し、日常的な病気の一つとして扱うことが求められるようになりました。本来救急外来では、インフルエンザをはじめ、結核、麻疹といった感染症に対して一定の感染対策はとられるべきであり、あらためて日常診療がアップデートされたという感覚です。
医師の働き方改革、多職種連携、タスクシフト、タスクシェアなど、提供する医療の質を上げながら、業務時間を減らすという高度な生産性の向上が求められています。今後AIも臨床現場で活用されることになると思いますが、今のところ人の頭と身体が主役の診療を続けます。
地域の先生方が連携しやすいインターフェイスを作りながら、救急患者さんに対応させていただきます。