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病院長あいさつ

病院長長島 悟郎

川崎市立多摩病院は、平成18年2月に川崎市北部の『急性期医療』、『成人・小児救急医療』、『災害時医療』を担う市立病院として開院しました。
当院は川崎市が設立し、聖マリアンナ医科大学が指定管理者制度のもと運営する公設民営の病院であり、公立病院と大学附属病院の、2つの役割を担っていることが大きな特徴です。
公立病院としては、川崎市の3番目の市立病院として、さらには2番目の地域医療支援病院として、地域の市民を強く意識した診療を展開しています。
一方、大学の附属病院としては、高度医療の提供、教育面ではプライマリ・ケアを中心とした総合医の育成にも力を注いでいます。

少子高齢化が確実に進む中、川崎市の人口は早晩減少に転じていきます。
しかし、小児救急のニーズは依然として高く、そのニーズに応えるべく、開院以来行ってきた2次救急の輪番病院として1年365日、積極的にその役割を今後も果たしていきます。
一方、高齢者の人口は2050年までは増加し続けるという予測もあり、増加する成人救急への対応については、内科医と救急医を中心とした多数の医師を総合診療センターに配置し、救急外来から入院治療までを一貫してチームで診療する体制を整え、入院から退院までを多職種で連携し患者さんをサポートする体制を整備しました。
これは様々な症状を持つ高齢者に対し、臓器や疾患を超えてスムーズな診療を行う体制です。
もちろん、専門医の診療が必要と判断した際のバックアップは、大学病院との連携を含め、十分に整備されています。

病院機能の充実においては平成21年、平成26年、そして平成31年に日本病院機能評価を受審し高い評価を頂きました。
院内各部署での改善活動の見える化、全病院でのfree Wi-Fiの設置、デジタルサイネージによる様々な情報発信など、利便性向上のための取り組みを継続して行っています。
また職員に対しても、リモートワークやWeb会議ができる環境の整備、タスクシェアやタスクシフトを含めた働き方改革など、確実に対策を実行しています。
今後も患者さんに安心・安全な医療をお届けするため、そしてこれからも発生するであろう新興再興感染症のパンデミックや大規模災害にも対応できるよう、常に私たち職員に何ができるかを考え実行すること、そして病院内に限らず病院外からの評価を得ることが重要と考えています。

地域に根ざした医療を展開すること、教育・研修施設として成長することを目標に、愛ある医療を提供する市立病院として日々努力を重ねてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。