消化器・一般外科 部長朝倉武士
腹腔鏡下手術
腹腔鏡下手術は、3mm~12mmほどの小さな傷(小孔:しょうこう)から腹腔鏡カメラを挿入し、腹腔内の映像をモニターで見ながら、別の小孔より器具を挿入して行う手術です。
開腹手術より傷が小さいため痛みが少なく、術後の回復が早いなどのメリットがあり低侵襲手術(ていしんしゅうしゅじゅつ)の一つとされています。
消化器·一般外科では、急性虫垂炎、胆のう摘出術、腹壁瘢痕(ふくへきはんこん)ヘルニア、鼠径(そけい)ヘルニア、消化管腫瘍(胃がん、大腸がん)に対して積極的に導入しています。


ロボット支援下手術(ダ・ヴィンチ手術)
ロボット支援下手術は、腹腔鏡下手術も含めた内視鏡手術の一つです。術者は手振れ防止と多関節機能をもつアームとカメラを柔軟に操作し、奥行きのある立体(3D)で高精細な映像を拡大視しながら、精細な手術を行います。本邦では2018年より健康保険で行えるようになりました。当院では2021年にintuitive社製のXi型da Vinciサージカルシステムを導入し、消化管がん(結腸がん、直腸がん、胃がん)、前立腺がん、婦人科がんに対しても積極的にロボット支援下手術を行っています。手術は内視鏡外科学会の技術認定医やロボット支援下プロクター(指導医)が担当し安全で確実な手術を心掛けています。
今後も、がん治療に対する安全で根治性の高い低侵襲手術を提供してまいります。

胃がんに対するロボット支援下手術
胃がんに対するロボット支援下手術は、腹腔鏡下手術との臨床研究の結果、合併症の有意な軽減が示され、幅広い胃切除が保険の対象となっています。
消化器·一般外科ではロボット支援下手術プロクターが在籍し2022年より導入、現在胃がん手術の85%以上にロボット支援下手術を行っています。

血液内科 部長玉井勇人
造血幹細胞移植
2022年から無菌治療室、末梢血幹細胞採取機器を導入し、造血細胞移植専門医の下で自家末梢血幹細胞移植・血縁者同種造血細胞移植(同胞・ハプロ移植含む)を開始し、県内有数の最先端の治療を行っております。2024年6月から血液内科部長 玉井勇人の聖マリアンナ医科大学病院への異動に伴い、聖マリアンナ医科大学病院と連携して行っておりましたが、2026年4月から当院部長へ復帰したのに伴い、自家末梢血幹細胞移植・同種造血幹細胞移植(同胞・家族間ハプロ移植)を当院で再開しております。
2022-23 造血幹細胞移植実績
自家末梢血幹細胞移植 5例 同種末梢血幹細胞移植5例 ハプロ移植5例
末梢血幹細胞採取機器
採取末梢血幹細胞の細胞処理






