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緩和ケア病棟師長伊藤優子

緩和ケア病棟とは

緩和ケア病棟は、悪性腫瘍などの生命を脅かす疾患による苦痛や関連する問題のために居宅(=自宅・介護施設など)での療養が困難な患者を入院の対象とし、専門職に非専門職(ボランティアなど)を加えた多職種チームによるアプローチを行い、患者とその家族(家族以外の介護者、患者が大切に思う人を含む)のQOL(人生と生活の質)の向上を目的とした全人的ケアを提供する場所です。

緩和ケア病棟準備から開設まで

3年ほどかけて多職種で構成された緩和ケア病棟設置検討プロジェクトで検討し、実際に2つの病院の緩和ケア病棟へ見学に行きました。開設に向けて、看護師長・看護副師長・看護主任とスタッフ1名が他病院の緩和ケア病棟で研修をさせて頂きました。緩和ケア病棟研修での学びを活かして、病棟作りを行いました。開棟前には配属予定者へ緩和ケア病棟に必要な知識の講習を行い、病棟準備やマニュアル整備にあたりました。また、本院の神父様による祝福式を行って頂き、スタッフ一同が開設する実感を持ちました。
2022年5月2日に緩和ケア病棟12床を開設し、9月1日から緩和ケア病棟入院基本料算定の認可がおりて、本格的に緩和ケア病棟としてのスタートを切りました。

緩和ケア病棟での日常

少しでも癒しの空間となるように、白い壁にステッカーで装飾し、日中は癒しの音楽でゆったりとした雰囲気を作っています。
毎月季節を感じられるようなイベントを企画し、8月は夏祭り、9月はお月見を行いました。患者さんとご家族が参加して楽しい時間を共有することができました。
お誕生日を迎える患者さんには、ご家族にお祝いを提案し、写真を撮ってバースデーカードを作成しています。お誕生日当日はご家族からのプレゼントと共にバースデーカードをお渡しし、思い出に残るお誕生日会を経験させていただいています。
開設から5ヶ月が経過し、症状緩和や看取り対応の経験を重ねた中で多くの学びを得ました。これからもがんで苦しむ患者さん、ご家族のためにスタッフ一同全力でサポートしていきたいと思います。

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