肝胆膵外科領域は原発性肝癌、転移性肝癌、胆道癌（胆嚢癌、胆管癌）、膵癌、神経内分泌腫瘍を主に治療対象とし、手術難易度が高く予後も厳しい分野です。そのため、迅速な診断・治療方針の決定は必要不可欠であり、主に診断を担当する専門内科との密接な連携を必要とします。当院では消化器内科との週1回の合同カンファレンスを行い密接な連携を取ることで、最適な治療方針を迅速に検討・決定しています。手術は肝胆膵高度技能専門医・指導医が執刀あるいは指導的助手を務め、確実な手術を行っております。また、医師・看護師・理学療法士・薬剤師が協力し術前後に徹底した周術期管理を行うことで術後合併症発生を抑え、術後の入院期間の短縮と早期の社会復帰を目指した治療を提供いたします。