患者さん
診療を受けられる患者さんへ
8年前、当院において透析を受けていた患者さんが、避けるべき薬剤を使用したことが誘因となって不幸な転帰をとった事例が発生しました。使用した薬剤が原因かどうか確証は得られない状況ですが、この度、当時の臨床工学技士が書類送検されたことが大きく報じられ、皆様には大変なご心配をおかけしましたことをお詫びいたします。
すでに透析システムと電子カルテ間の連携による情報共有、各職種間での風通しの良い職場環境の醸成、部署内での指揮命令系統の整備など、確実な改善活動を実施し、現在は安心して皆さんに治療を受けていただける環境を整えています。
引き続き、安心安全な医療の提供を心掛けてまいりますので、ご理解のほど、お願い申し上げます。
令和7年3月17日
川崎市立多摩病院 病院長
長島悟郎